まぶしい
かすむ
眼鏡でも思うように見えない
「白内障」もこのような症状が出る疾患のひとつです。
まずは検査をして、白内障の状態を確認し、手術が必要なのか、経過観察で問題ないのかを診察させていただき、わかりやすく、ていねいに説明いたします。
手術が必要と診断しても、患者さまが希望されない場合は、無理に手術はすすめません。患者さまの利益を一番に考え、ご希望にあった治療を行います。
「白内障」もこのような症状が出る疾患のひとつです。
まずは検査をして、白内障の状態を確認し、手術が必要なのか、経過観察で問題ないのかを診察させていただき、わかりやすく、ていねいに説明いたします。
手術が必要と診断しても、患者さまが希望されない場合は、無理に手術はすすめません。患者さまの利益を一番に考え、ご希望にあった治療を行います。
最も一般的に広く採用されている眼内レンズです。多くの患者さまに対して使用することが可能で、安定した視力が期待できます。 患者さまの目の状態や、手術前の生活環境に合わせて、遠くにピントを合わせるか、近くにピントを合わせるかを医師と相談し、眼内レンズの度数を決定します。遠くに合わせた場合は近くを見るとき、近くに合わせた場合は遠くを見るときに眼鏡が必要になります。
乱視矯正の機能を持った眼内レンズです。 一定以上の乱視がある方は、白内障の濁りによる見えにくさだけでなく、乱視による見えにくさも大きく改善することが望めます。手術前は眼鏡で乱視を調整していましたが、トーリックレンズを使用することにより、術後は、乱視用の眼鏡をかける必要性が少なくなります。
当院では、上記の眼内レンズに加えて保険の中で使用できる、従来より広い範囲にピントの合う眼内レンズも採用しておりますが、患者さまの眼の状態によって使用できない場合もあるため、しっかり相談した上で、眼内レンズを決定します。
手術前に、じっくりと手術後の見え方の希望について、お伺いいたします。
「手術をしてよかった」と思っていただけるよう、手術前は特に時間をかけて診察いたします。わからない点や不安なことがあれば、遠慮なくおたずねください。
手術後に眼鏡が必要な場合は、術後2~3カ月後、視力が安定したころに眼鏡合わせを行います。
当院では、日帰りでの白内障手術を行っております。
手術開始時間の約1時間30分前に来院いただき、術前の処置を行います。
手術時間は、個人差はありますが、10分~30分程度で痛みはほとんどありません。
手術後、しばらく安静にしていただき、体調に問題がなければ帰宅となります。
日帰り手術は、いつもと同じ環境で手術を受けられるので、体への負担も小さく、日常生活への影響が少ないのが大きなメリットです。
急な環境の変化になじみにくいお年寄りはもちろん、早期の社会復帰が可能なので、仕事や家庭の事情で忙しい方にも喜んでいただいております。
入院での手術が望ましい場合は、奈良県立医科大学附属病院、天理よろづ相談所病院など、適切な医療機関へご紹介いたします。
当院ではライカ社の眼科専用顕微鏡の最新機種であるプロベオ8を導入しております。
眼科手術において顕微鏡は、まさに術者の眼の役割を果たしています。
プロベオ8は、術者が見ることのできる範囲(奥行き)が大きく広がりました。
大学病院をはじめ多くの施設で導入されており、圧倒的な安全性を実現しています。
当院では日本アルコンの最新白内障手術装置センチュリオンを導入しております。
白内障の手術の際に、眼内の圧力が一定に保たれているかが非常に重要で、センチュリオンは唯一、手術中に眼内の圧力を機械が自動で監視して最適な状態を維持する機能を備えており、安全で、患者さまに負担の少ない手術が可能になります。
こちらも多くの大学病院はじめ、国内だけでなく世界中で最も多く採用されている機械です。
患者さまご本人だけではなく、ご家族も納得の上、手術を受けていただきたいと考えています。
手術説明は、ご家族など付き添いの方もご一緒にご来院ください。
手術までに2~3回の通院が必要な場合もあります。
見えにくい原因が白内障で、手術のご希望がある場合、手術日を決めていきます。
手術に必要な眼の検査、血液検査、眼内レンズの度数を決めるための検査を行います。
全身状態の確認、感染の既往を確認するために採血を行います。
担当医より白内障手術について説明いたします。同意書をお渡しします。
手術前に必要な点眼の説明、手術日までの注意点や当日の流れを説明いたします。
20段ほどの階段をご自身で登っていただきます。
問診や体調の確認(体温、血圧測定)を行います。
散瞳(瞳孔を開く)、抗菌や麻酔の目薬を十数回に分けて点眼します。
手術に呼ばれるまで、ゆったりとしたリクライニングチェアで待機していただきます。
手術後は体調の確認を行い、術後の生活の注意点や点眼薬について説明させていただき、ご帰宅となります。